カラダノコト

すべすべお肌とツヤ髪の作り方

乾燥しがちなこの季節。体温を上げて、目指そうツヤ髪!しっとりすべすべ元気なお肌!

寒さも一段と厳しくなってまいりました。冷たく乾燥した風に、思わず首をすくめて歩くことも多いこの季節。女性に大敵の乾燥シーズンでもあります。空気が乾燥すると、体内の水分蒸発が増えてうるおい不足に。体内のうるおい不足は、髪にも肌にも悪影響。パサバサの髪にくすんだお肌では、元気なつもりでも「体調悪いの?」なんて聞かれてしまうかも。

乾燥しがちなこの時期も、ぶるぶるお肌のツヤ髪で、元気に過ごしたいですね。そこで今回は、日々の予防で乾燥シーズンを乗り越える、すべすべお肌とツヤ髪の作り方、3つのポイントを考えてみました。

1.基礎ケアで保湿をする

肌や髪が乾燥すると、紫外線によるダメージを受けやすくなり、”シミ” “しわ” “たるみ” “切れ毛” の原因になります。天然の保湿クリームの皮脂と汗も分泌量が少なくなるので、まさにダブルパンチ。

家事のあとやお風呂あがり、夜寝る前は念入りに、肌に化粧水で水分補給を行って、クリームでバリアーをしましょう。「クリームを塗っても乾燥するの・・・」というときは、水分そのものが足りていないのかもしれません。肌が潤っていない状態にいくら油分を与えても、すぐに乾燥してしまいます。

ちなみに、奥さんのさえこさんに、この時期の対策を聞いてみました。すると、意外にも古風なことを。肌には馬油、髪には椿油を使っているそうです。

  • お風呂あがり、肌に水滴が残っているところに馬油を少量塗り込む。
  • 髪はドライヤーをかける前に、手のひらに直径1㎝ほどの椿油をのせる。両手をあわせて体温で椿油をあたためて、毛先にだけ手ではさむようにつける。

なるほど、そのおかげかさえこさん、肌はしっとり、髪はツヤツヤ。男性の私が語るより、信憑性があります。

2.体の中から整える

肌は”内臓の鏡”。お腹の中が荒れていると、肌も荒れてしまいます。バランスのよい栄養をとって、まずは腸内環境を整えましょう。ヨーグルトや漬物、納豆などの発酵食品をとり、善玉菌を応援して、きのこや乾物類、海草などの食物繊維を積極的にとり、悪玉菌や老廃物を体外に押し出しましょう。

さらにプラスαで”肌の衰えを改善してくれる” “肌の弾力とハリを呼び戻す”と話題の、コ工ンザイムQ10もおすすめです。体の中から肌の保湿を助け、美肌とツヤ髪を応援してくれる、力強い味方です。

3.普段の体温(平熱)を上げる

普段の体温がどのくらいか知っていますか。最近増えている”低体温”。低体温は、普段の体温が35~36℃くらいの人を指しています。「手足が温かいから私は大丈夫、冷え性じゃないよ」と思っている方も、じつは内臓が冷えている低体温だった、ということも。

寝ている間も生命維持のために使うエネルギー”基礎代謝”。基礎代謝が最も働くのは36.5~37.1℃。35℃台の人に比べ、13%以上も高いと言われています。基礎代謝が活発になればなるほど、太りにくい体に。老廃物も排出しやすくなり、肌も髪も健康になります。

冷え性と低体温の違いって?
  • 冷え性:末端。手先足先が冷える。
  • 低体温:中枢。内臓が冷えている。
普段の体温と基礎体温の違いって
  • 普段の体温:生活しているときの体温。昼間の体温。
  • 基礎体温:基礎代謝時の体温。寝ている時、朝起きてすぐの体温。

では、普段の体温を36.5℃以上に保つ方法とは?大きく分けるとこのふたつ。

  • 体を動かす
  • あたため食材を摂る

体を動かす

筋肉のはたらきのひとつに、体熱の発生があります。つまり体を動かして筋肉をつけると体温が上がるのです。筋肉をつけるというと大げさに考えてしまいますが、スポーツジムやテニススクールに通う必要はありません。私のおすすめは、この3つ!

  1. 朝起きたら、体が伸びることを意識しながらラジオ体操をする。
  2. エレベーターより階段。脚をしっかり上げてのぼりおり。
  3. 背筋を伸ばし、腹筋にチカラを込めて歩く。

心がけひとつでうれしい変化が生まれる仕組み

あたため食材を摂る

あたため食材、といえば生妻が流行しまたね。冬に旬を迎える根菜類(大根・かぶ・にんじん・ごぼう・れんこん)も、体をあたためてくれます。黒豆や黒砂糖、海藻、もち米もあたため食材ですし、定番の香辛料(にんにく・シナモン・唐辛子・胡轍など)もあたため食材。上手に組み合わせて、おいしい料理で体の中からポカポカに。

この時期登場が待ち遠しい、私の大好きなカレー鍋は、あたため食材がたっぷり入った最強ポカポカ料理です。

ほかにも”上質な睡眠をとる” “湯船に10分つかる”など、毎日続けられることは色々あります。
身近なことから見直して、寒い季節もすべすべお肌とツヤ髪をキープしましょう。

最後に、体温を上げるために効果的なサプリをひとつ。

体温アップには、バランスの良い食事が大切。普段から不足しがちなビタミン・ミネラルをバランスよく摂れるサプリといえば”マカ”。最近、マカが体のなかのうるおい成分”ヒアルロン酸”をつくる能力を15%も向上させると報告され、まさにこの時期の救世主。

普段は1包、「今日はとくに寒いよね」と体が訴えるときは、プラス1包。体の声に耳を傾けながら、続けてくださいね。