カラダノコト

花粉症の症状をおさえるカギは○○力

春に向けて気温が高まるにつれて、気になるのが“花粉症”。
今年は特にマスク不足が影響し、花粉症の人にはツラい春となる可能性大です。
花粉症の症状を抑えて、気持ちよく過ごすにはどうすればいいのでしょうか。

花粉症と言えば、よく言われているのがバケツ理論。
アレルギーではない人でも、ずっと花粉などのアレルゲンを受け入れ続けることで、カラダの許容量を超えてしまい、バケツの水が溢れるようにアレルギー症状が出てしまうという説です。

しかしこれ、杉やダニなどのアレルゲンを少しずつカラダに取り込むことで、カラダをならし、アレルギー反応を起こさなくしていくという舌下免疫療法とは反する考えです。

花粉症の人の中には、「花粉量が多い予想の日だけど、今日は症状が軽かった」時や、普段花粉症ではない人も、「年に2、3日だけムズムズするんだよね」という時がありますよね。

じつはこれ、花粉量やストレスなどが多くても、カラダの免疫力が整っていれば、症状は出ない。

逆に、免疫力が弱まっていると、花粉症の症状が現れる“天秤理論”とよばれ、一度かかると毎年なるといわれる花粉症も、自分次第で改善できるというもの。

花粉などのアレルゲンを避けることはもちろん大切ですが、自分のカラダを守る免疫力を高めることが、風邪だけでなく、花粉症などのアレルギーにも有効です。