本格的な夏を迎えましたが、夏バテせずに毎日元気にお過ごしですか？
夏バテの代表的な症状といえば、だるさや疲労感、食欲不振、不眠、冷え。
普段健康に気を配っている人でも、夏のこの時期は要注意。
先ほど挙げた夏バテの症状、実は夏バテではなく貧血が原因かもしれませんよ。
■夏の疲れは、貧血が原因かも？
暑いこの時期は、貧血になりやすい状態です。
汗をかくと、鉄分をはじめとするミネラルが排出されます。
失った分を補えていれば問題ないのですが、のどごしの良い食事や面倒だからと市販のお弁当や菓子パン続きでは、栄養不足になりがち。
また、熱中症予防にと水分補給を心がけている方も多いと思いますが、清涼飲料水やアイスコーヒーなどを選んでいると、鉄分の吸収を阻むタンニンやリンが含まれているため、ただでさえ吸収率の低い鉄分が、より吸収しづらい状況に…。
■鉄分を意識した食事をとろう
貧血対策には、とにもかくにも補給が肝心。
まず、水分補給はタンニンやリンを含まない麦茶やミネラルウォーターなどを選びましょう。
そして、比較的吸収のよいヘム鉄を含む、赤身肉やレバー、魚やアサリなどの動物性たんぱく質をしっかり食べる。
非ヘム鉄を含む豆類（納豆や豆腐）や小松菜なども、ビタミンCを多く含む野菜や果物（特に柑橘類）と一緒に食べて吸収率を高める。
三食しっかり食べても、なかなか1日の目標量の鉄分補給は難しいもの。
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