一日の疲れを癒やす、毎日のお風呂タイム。
頭皮マッサージやふくらはぎもみもみなど、カラダの疲れをほぐすケアにぴったりですが、大事なあそこもケアするのにもぴったりなんです。
■メリットいっぱいお風呂でハミガキ
湯船にのんびり浸かってハミガキ…なんだか不思議かもしれませんね。
しかし、カラダが温まって血行が良くなったこのタイミング、歯茎が緩んでいるので歯磨き粉をつけなくても、軽い力で歯垢が取れるというメリットがあります。
さらに、お風呂でリラックスしていると副交感神経が優位になり、さらさらの唾液が多く分泌されます。唾液が増えると、殺菌消毒作用が強まって、歯周病などの予防や、口から侵入するウイルスを阻止できます。
また美容面でも、大きなメリットが。
唾液の中に含まれている“パロチン”という若返りホルモンには、歯や骨を丈夫にする、新陳代謝を活発にして髪や肌を若々しく保つ、老化を招く活性酸素を減らす、などの働きがあるといわれています。
とはいえ、毎日湯船に浸かるのは理想ですが、そうもいかなかったりしますよね。
そんな時は、シャワーで口をすすぎながら、指で軽く歯茎をくるくるっとマッサージするのもおすすめです。
こんなにうれしい働きが多いお風呂でハミガキですが、ハミガキが済んだら、歯ブラシは風通しの良い場所に移動させましょうね。
ユニットバス内など湿度の高い場所では、ハブラシに雑菌が繁殖しやすくなります。
