カラダノコト

冷えのぼせにご用心

立冬を迎え、寒さが深まってきました。
冷え知らずの寒さ対策は順調ですか?

■冷えのぼせさんは、専用の温活を取り入れよう
・手足の冷えを感じているけれど、頭はぼーっとする。
・下半身は冷えてるけど、顔や胸より上は寒くない。
・手のひらや足の裏に汗をかきやすい。
ひとつでも当てはまる人は“冷えのぼせ”の可能性大。

どれも更年期症状のひとつ“ホットフラッシュ”に似ていますが、“冷えのぼせ”は年齢関係なく、血行不良が原因の重度の冷えです。

冷えているパーツ(首の後ろ、お腹、おしり、足首)と、ほてりを感じるパーツ(顔、脇など)が混在している冷えのぼせ。
冷えのぼせになると「体温調節をうまくしなければ!」と四六時中自律神経が張りつめている状態になり、寝付きが悪くなったりイライラしたり、むくみやニキビなど美容面でもマイナスな変化が起きてきます。

このマイナススパイラルを抜け出すためには、“冷えのぼせ”ならではの温活を心がけましょう。

まずは、38から40度のぬるめの入浴を。
一般的な温活の長めの入浴では、体の芯から温まる前にのぼせてしまうのでNG。

衣類は、薄手のものを重ね着して、体温調節をしやすくしましょう。
タートルネックなど熱を逃がさない首の詰まった服を着るのもNG。
首もとは、もこもこのタートルネックではなく、ストールやマフラーで首の後ろを温めるように工夫を。

乱れてしまった自律神経をおだやかにするために、夜の12時前には眠りについたり、スマホやTVから少し距離をとったり、アロマディフューザーやお香などでリラックスできる時間を増やすことも必要です。