カラダノコト

夏の冷房冷えからカラダを守ろう

まだまだ残暑厳しい毎日。
暑くなればなるほど言われるのが、「熱中症予防のために水分補給を!」。

■暑い夏も冷えからのむくみに要注意
確かに、気温が高いところで活動したり、室温が高い部屋で過ごすなら水分補給は必要ですが、冷房の効いた室内で長く過ごしたり、肌の露出が多いなか、冷たい飲み物を多く飲んでいては、夏冷えを招き“足のむくみ”や“全身のダルさ”が現れます。

むしろ、涼しい部屋で薄着で過ごしているのなら、必要以上に水分を摂らなくても大丈夫。

■早めの対処で夏冷えを解消
カラダが芯から冷えて冷え性になってしまう前に、夏冷えから脱出することが先決。
35度から40度のぬるめのお湯にゆっくり入浴したり、ふくらはぎまでしっかり浸ける足湯でじっくり温まるのがおすすめです。

しっかり温まったら、涼しい部屋にすぐに移動したくなりますが、自然と汗が引くのを待つようにすると、さらさらの匂わない汗をかけるようになりますよ。

また、むくみ改善には、血流を促してくれる運動やマッサージで、太ももやふくらはぎなど下半身の大きな筋肉を動かすことが重要です。

さらに、デスクワークなどで同じ姿勢を長く続けるのもNG。
30分に一度は立って、少しカラダを動かしたり、座っているときも足首をくるくる回したりと、足の血行を促す工夫をしましょう。