サプリメント

1日分の葉酸、毎日ちゃんととれてますか?

1日分の葉酸、毎日ちゃんととれてますか?

最近では母子手帳にも必要性が記載されている葉酸。厚生労働省は、1日に400μg(=0.4mg)摂取が必要としています。赤ちゃんのことを思うと、意識的にとりたい栄養素の1つですが、食事から1日分を補おうとすると、実はとても大変な栄養素でもあります。摂りたいのに摂れない・・・

摂りたいのに摂れない・・・

食事から摂りたい場合。
葉酸は、水に溶け出しやすく、熱に弱い栄養素。調理をすると、約50%が失われ、体内ではさらに50%しか働きません。ということは、必要量を食事から摂るには、約4倍の量を食べないといけないということ。ほうれん草なら、800g(だいたい3束くらい)、ブロッコリーなら2株です。気合いで食べても毎日は難しそうです。どうしましょう。。。

こういうときこそ、サプリの出番。
食べ物(食事性葉酸)からだと、体内利用率が50%程度の葉酸も、サプリメント(モノグルタミン酸型の葉酸)なら85~90%の利用率といわれています。

ふだんの食事で葉酸を意識しつつ、サプリメントでも補う。これが厚生労働省推奨の、未来のママの賢い葉酸補給術です。

鉄欠乏性貧血って?亜鉛欠乏性貧血って?

貧血とは、体内を流れる血液が薄くなっている状態をいいます。薄くなるとは、赤血球や、赤血球に含まれるヘモグロビン(血の赤い色素成分)の量が少ない状態のこと。女性はとくに、毎月の月経で血液を失うので貧血の症状が現れがち。貧血の原因はさまざまですが、そのほとんどがヘモグロビンを作る材料の鉄分が不足して起こる「鉄欠乏性貧血」。20~40代女性の4~10人にひとりが鉄欠乏性貧血、2人にひとりが貧血予備軍(鉄欠乏状態)だそうです。鉄分は体内で作ることができない栄養素、毎日積極的に摂ることが大切です。

鉄欠乏性貧血の他に、最近注目されているのが「亜鉛欠乏性貧血」。
お医者さんから貧血と診断され、積極的に鉄分を摂取しているのに貧血が治らない。最近そういう方が増えているそうです。一般的に、赤血球の寿命は、健康な人の場合で120日ほどといわれていますが、亜鉛不足の場合、赤血球膜が壊れやすく、赤血球の寿命が短くなり、常に赤血球が不足しがちになります。これが亜鉛欠乏性貧血。

なんとなく体調が優れないなぁと感じている皆さま。

  • ご飯がおいしくない
  • 口内炎ができやすい
  • 肌にうるおいが足りない
  • 爪に白い斑点ができる
  • 風邪をひきやすい

このような症状はありませんか?思い当たる項目が多い場合、貧血予備軍の可能性があります。鉄分だけでなく、ミネラル・ビタミン(亜鉛・葉酸・ビタミンB12など)も一緒に摂ることで貧血が改善される例もありますから、鉄分と一緒に、亜鉛やミネラルの宝庫マカも加えて、血液からカラダを元気に!